都鶴酒造とは

京都・伏見にうまれて、190年。

酒どころとして知られるこの地で、
都鶴酒造は手間を惜しまず、ひたむきに酒づくりと向き合ってきました。

小さな蔵だからこそ、一つひとつの工程に目を配り、一滴一滴に想いを込めることができる。
歴史に甘えることなく、土地の恵みを大切に受け継ぎながら、
これからの時代にふさわしい酒を醸していく。

伏水の記憶を、一滴に込めて。

理念
CONCEPT

京都・伏見、かつて「伏水ふしみず」とも記されたこの地には、桃山丘陵を潜り抜けた清冽な伏流水が、太古の時代から静かに湧き続けています。

平安時代、御香宮神社の境内に湧き出たこの水を飲むと病が癒えたと伝えられ、やがて豊臣秀吉が伏見城の茶席で愛でたとされる、誉れ高き名水。私たちは、その伏水が悠久の時をかけて蓄えた大地の記憶を、日本酒の一滴一滴に注ぎ込むことを使命としています。

伏見の地下水、京都府産の酒米、京都酵母。すべてを純京都にこだわり抜き、伏見で小さな酒蔵だからこそできる、一本一本への愛情を込めた酒造り。

それが、都鶴の哲学です。

歴史
HISTORY

銘柄都鶴は、幾人もの銘醸家に引き継がれ、現在に至ります。天保十一年庚子かのえねには、当時発行されていた大新版『江戸積銘酒大寄為御覧表』において、前頭に格付けされていたことが記されています。

都鶴みやこつる」の名は、古来、鶴が千年の齢を保ち、貞節の象徴とされてきたことに由来します。長寿の象徴である「鶴」と、千年の歴史を重ねてきた京都。その二つを重ね合わせ、「都鶴」と名付けられました。

この名には、末永く人々に愛される酒を、これからも誠実に造り続けていきたいという願いが込められています。

受け継がれてきた歴史を礎にしながら、 都鶴酒造はこれからも、時代に寄り添う一杯を丁寧に醸してまいります。

京都伏見

京都伏見
BACKGROUND

京都・伏見は、古くから名水の地として知られ、酒づくりとともに歩んできた土地です。かつて「伏水ふしみず」とも記されたこの地には、桃山丘陵をくぐった清冽な地下水が満ち、酒づくりに適した中硬水が今も息づいています。

およそ六百年にわたり受け継がれてきた伏見の酒は、人の技、水の恵み、そして京都ならではの風土が重なり合うことで育まれてきました。京都・伏見という土地柄そのものが、この地の酒づくりを支える大切な原風景です。

名水が湧き出るこの豊かな街の一角に、私たち都鶴酒造も蔵を構え、「伏水」の恵みを一身に受けた酒づくりを、今日まで続けています。

伏見名水7選 MAP

伏見名水7選 MAP

かつて「伏水ふしみず」と呼ばれたほど、良質な地下水に恵まれた伏見の街。「御香宮神社」の御香水や、「大黒寺」の金運清水など、名水スポットが点在する歴史ある街並みの中心に都鶴酒造は位置しています。

酒づくり
SAKE BREWING

酒づくりには近道はありません。米を見極め、水と向き合い、発酵の声に耳を澄ませる。蔵の規模が大きくないからこそ、細部まで心を配りながら、丁寧に仕上げていくことができます。

都鶴酒造は、敢えて手間をかけることで、味わいの輪郭を研ぎ澄まし、決して妥協のない一杯を醸すことを大切にしています。

目指しているのは、余計なものを削ぎ落とした先にある、凛と澄み切った一杯です。